ちょっとだけお土産話
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じょりーのお兄さんが入籍したので
そのお祝いに小さなウェディングケーキを作ろうと思い立ち、
大阪へ向かうまでの数日間、仕事が終わってからの時間を利用して
眠らずにせっせと仕込みをしました。
ところが仕事納めの日、
ケーキの土台を詰めた箱を紙袋に入れようとした瞬間
手が滑ってしまい、せっかくのケーキが台無しに…。
午前4時をまわっていましたが
どうにか作り直し、タクシーで帰宅しました。
家に着く寸前に、新郎・新婦の名前を書いたプレートを
持って帰ってくるのを忘れたことに気づきました。
“しょうがないからお花をたくさん作って仕上げよう”と言ったtonyに
じょりーは、せっかく作ったんだから
新幹線に乗る前に店に取りに言ってあげるよ、と言ってくれました。
新幹線の改札で待つtony。
でもじょりーはなかなかやって来ません。
席をとってある電車が出発する1分前にじょりーからの電話が。
どうやら別の改札にいるようです。
じょりーは切符を持ちたがらないので
もちろんtonyが2枚切符を持っています。
“間に合わないから入場券を買ってとりあえず入って!”
tonyも走って電車に向かいました。
ギリギリで乗ったtony。しばらくするとじょりーからの着信。
“いまどこ?” “新幹線の中だけど…もしかして…?”
こうして二人はバラバラになったのでした。
席についてしばらく唖然としていましたが、やらなきゃいけないことがあります。
それはケーキの飾りを仕上げることです。
周囲の人の視線が痛かったのですが
一人で二人分の席を無駄に使ってなんとかできたのがこちら。

揺れる電車の中ではこんな写真しか撮れませんでした。
シュガーケーキです。あいているところにプレートを飾る予定。
じょりーはこの次の電車に立って乗って来たそうです。
しかも自由席の切符をもう1枚買って。
じょりーが身体を張ってサポートしてくれたおかげで
無事にお祝いすることができました。喜んでもらうことができました。
完成品の写真を取れなかったのが残念…
tonyが頑張れたのはじょりーがいたからです。
どうもありがとう。