ビール工場見学
2012年 05月 11日
京都のビール工場に見学に行った後の寄り道だったのです。
いろいろな食品の工場へ行き、
通常は食べることのできない出来立てのものを試食する、というテレビ番組を
観たのをきっかけに、どこか工場の見学に行ってみたいね、ということになりネットで検索。
私たち二人の好物、ザ・プレミアムモルツの製造工程を見学することにしたのでした。
こちらが待合室。 天井が高く、広々すっきりとした空間。
大きな窓の外には和風のお庭が広がります。
参加した時間帯は、平日だったこともあり、
おじいさんおばあさんの団体が定員のほとんどを占めていました。
資料用のホップが植えられている脇を通り…
案内してくださる方について工場まで歩きます。 ちなみに写真撮影は自由。
最初に着いたのが仕込みの釜の上部。
触ってみると釜は熱く、お部屋も熱気が充満していました。
この蒸し暑いお部屋で立ったまま聞くちょっと長めの説明が
杖をついたおじいさんおばあさんには体力的にキツイのではないかと心配になりました。
体力のある私たちは問題ありませんでしたが。。。
ビールに配合されているホップの香りを嗅がせていただき、とても興味深かったです。
ホップはビール大国のチェコ産を低温輸送して使用しているのだそう。
一度だけでなく香りを二度引き出し、製造されているのだとか。
次に、麦汁と酵母を混ぜ合わせ発酵させているのを見せていただきました。
泡がモコモコ浮いた液体がかき混ぜられていました。
一週間ほどで発酵が完了するそうです。
それをこのタンクに入れて熟成。(左右の壁に大きな丸い蓋が並んでいます)
貯酒といいます。 移動していくと最初のお部屋よりもだんだん気温が落ちてきます。
これは濾過をするところ。
旨みを残しながらも、余分なものは排除する、そのバランスに気を遣っているそうです。
これは出来上がったビールを缶に詰める工程。
このあたりはもうかなり涼しく温度管理されています。
速すぎて缶が写っていないのですが、
よく見るとこれは “ザ・プレミアムモルツ” ではなく
私たちが最近ビールの代わりに飲んでいる “金麦” の缶でした。(笑)
それから瓶詰めの工程。
最後はバスに乗り、工場の外側をぐるっと見学。
瓶はもちろん知っていたけれど、
飲食店向けの生ビール用の樽がたくさん積んであり、
可能な限りリサイクルされ使われていることを知りました。
そして、お待ちかねの試飲タイム。 張り切るおじいさんたち。(笑)
まずはザ・プレミアムモルツで乾杯。
この工場で5月上旬に仕込んだものとあって、新鮮。
お家で飲むものと味が違ってびっくり!
今、スーパーなどで売られているものはだいたい2月ごろに仕込んだものなのだそう。
その後じょりーはモルツ。
同じメーカーでもブランドごとに味が違って飲み比べると面白かったです。
tonyはビールテイスト飲料をおかわり。 ノンアルコールのオールフリー。
ずっと気になっていたけれど買う気にはなれなかったのでここで試してみました。
ほのかに林檎のような香りでさっぱり、さわやか。
お昼からビールを飲むのはちょっと…というときに良さそうな
軽くて甘くない炭酸飲料、といったところでしょうか。
10分ちょっとの試飲の時間内で、健康上の理由から1人3杯までだとのこと。
私たちは最後にプレミアムモルツを二人で1杯、おかわりしました。
泡がある飲み物なのでもうお腹いっぱい。(笑)
毎回グラスも替えてこだわって出してくださるのが嬉しかったです。
緑茶の伊右御門やオレンジジュースのなっちゃんなどのソフトドリンクもありました。
所要時間は約1時間。
最寄駅までシャトルバスが出ていて参加しやすかったです。
参加費無料で楽しめました♪ みなさんも工場見学、いかがですか?