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イカの中から

先日、イカの体の中からこんな海老が見つかりました。
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手長海老のようですが体がウチワ海老のように平たくゴツゴツしています。。。
シェフもじょりーもこんな海老は見たことがないようで
しばらくみんなで眺めた後、
じょりーは“新種かもしれない”と冷凍保存していました。(笑)

それにしてもこんな大きな海老(手のひらサイズ)を飲み込んだイカって。。。

こちらがそのイカのお料理。 温かい前菜です。
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このほかに5種類の前菜があります。
いつかご紹介できるとよいのですが。。。


さて、最近こんなことがありました。

ときどきメトロではなくバスに乗って出勤するのですが
そのバスの中でアジア系の60代くらいの男性を何度か見かけることがありました。
日本人のようといえば日本人のようだし、
中国人と言われればそんな気もする外見。

いつも手にしている本は漢字だけの題名で
日本語の歴史物もしくは中国語の小説。
じょりー
“いったいどこの国の人なんだろうね”と気になっていました。

ところがこんど車を運転する予定のじょりー
日本の運転免許証の法廷翻訳をお願いするため、
紹介されたとある事務所に向かうと…
なんとそこでその男性が働いていたのでした。
関西なまりの言葉を話す日本人男性でした。

パリは山手線の内側程度の小さな街。
こんな偶然の出会いもあったりして面白いものです。






シェフは常々、出しているお料理に満足はしていない、とおっしゃっています。

本当はもっと繊細なものを落ち着いて提供したいそうなのですが
お昼は50名ほど、夜は80名近いお客さまを
シェフ、じょりー、tonyの厨房3人で
既製品を使わずにすべて手作りでこなしています。

営業中は “魂で盛る” (じょりーの言葉より) ことが重要になるほどの忙しさ。

そういった環境にしてはとっても丁寧でおいしくて
価格もそう高くないところがお客さまから支持されているのでしょう。

ではいくつかのお皿をご紹介します。
鱈に似ている lieu というお魚。
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オーナーがイワシは原価が安いからメニューに載せて欲しい、と言うので
1つずつ鱗をとったり、お掃除したり、とっても手間がかかりますが
人気メニューのひとつです。
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イワシが届くと、
同じ箱の中にアジや秋刀魚、カマスなどに似たお魚がよく混ざっています。
そういうものを賄いで食べるのも楽しみの一つ。(笑)

もし私がお客さんだったら絶対にこれを頼みます☆
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牛肉の冷たいメインディッシュのお皿。

“焼き鳥をイメージして”出来上がったお料理。
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火が入るのに時間がかかりますがこちらも人気メニューでした。
メニューはかなりの頻度で変わるので、今このお料理はお休み中です。
by tony_etoile | 2011-08-05 02:22 | フランスでの仕事

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