L'Arpège アルページュ
2011年 07月 14日
今日7月14日は革命記念日という祝日。
毎年恒例のシャンゼリゼのパレードをテレビで観てから
家を出ると、偶然その舞台裏に出くわしました。
ヘリコプターや戦車が並び、その一帯は通行止めに。
初めてこんなに近くで戦車を見ました。
そして私たちはどこへ行ったかというと、もちろん花より団子、
パリ7区の三つ星レストラン、 Arpège でのランチです。
前日になんとなく電話してみたら予約が取れてしまったもので。。。
tonyは2度目、じょりーは3度目の訪問です。
(最初に行った時の記事はこちらから)
3年ぶりの Arpège はよりエレガントに、洗練された空間になっていました。
お昼のコースならそこまで高くないから、とじょりー。
到着してメニューを開くと…祝日のためそのコースがなかったという誤算が。(笑)
仕方がないのでtonyはア・ラ・カルト。
じょりーはいろいろ食べたい、とコース(menu “cuisine choisie”)をお願いすることに。
まずは恒例のタマゴから。
実は前回来たときもこれをいただきました。
そのときはフランスで初めて行った三つ星レストランだったので
若干の緊張もあり、あまり味わえなかったけれど今回は改めておいしさを実感。
クリーミーな卵にメープルシロップ、シェリービネガーがアクセントになった、ホッとする味。
じょりーのコース、1皿目。
見た目が華やかな野菜のお皿。
“玉ねぎがありえない方向に切られているけど、それがおいしい”と
感激している様子のじょりー。
お皿の数がtonyの3倍あるじょりー。
“マダムにサプライズ、お待ちの間にガスパチョをどうぞ”と持ってきてくださいました。
トマトのガスパチョ、セロリとマスタードのクリーム。
じょりーの2皿目。 オニオングラタン。
tonyは最初の1皿目に野菜のお料理、 cueillette éphèmère を選びました。
でも2種類あるそうでどちらにしようか迷っていると、
“では、どっちも少しずつご用意しましょうか?”と提案してくださり、
こちらがその1つ目。
ぷちぷちのグリーンピースにリュバーブの酸味が効いた、とっても好みのお皿でした。
じょりーの3皿目。 オマールとカブの一皿。
ここで私たち二人にサプライズ。 コンソメに浮いた4種類のラヴィオリ。
1つ1つは本当に小さなものなのですが、それぞれに個性があって
あ、これはフヌイユだっ!などと素直に4回驚いてしまった私たち。
いかがでしたか、と聞かれてまるで中華料理のようでした、と言ったら笑っていました。
tonyの cueillette éphèmère の2皿目。 インゲンと林檎の組み合わせ。
最初のお皿のほうがインパクトが大きかったけれど、こちらもおいしかったです。
じょりーの4皿目。
このレストランのスぺシャリテ、アルルカン。
こちらがtonyのメイン。 ヒラメかアンコウか選べたのですが前者を選択。
緑茶のソースか白ワインのソースか、の選択で緑茶に。
でも日本人が“緑茶”と聞いて思い浮かべるような香りはなく、ほぼ彩りのみ。
添えられているエシャロットがおいしかったです。
じょりーの5皿目。
そしてじょりーのメイン。
それからじょりーのフロマージュ。
tonyもフロマージュを食べたいかとマダムに聞かれたのですが
“ごめんなさい、お腹いっぱいで…”と答えると、
ちょっとしてから
“では、頼まれていたデセールもキャンセルしておきましたから”との返答。
デセール食べたくてフロマージュを辞退したのに…ちょっと残念なtony。
“旦那さんからちょっとずつ貰えばいいわ”とマダム。
次に届いたのがこちら。
ヨーグルトの上に刻んだハーブが。
この時点で本当にお腹いっぱいだったのに、
これを食べたらなぜかスッキリしてしまってびっくり。
ミニャルディーズ。 3年前よりもパワーアップ。
スぺシャリテのデセール、林檎のタルトが小さくなって乗っていました。
じょりーのデセール1皿目。 ミルフィーユ。
大きい状態で客席に置いてあり、サービスの方が切って持ってきてくださいます。
作りこまれたキレイな形、というよりは
自然に(たぶん重しをしていない状態で)焼かれたパイで作られているので
まるで流木のオブジェのような、野生的な形のミルフィーユ。
2度と同じ形のものはできない気がします。(笑)
このクリームが軽くて、本当においしかった。
じょりーのデセール2皿目。 トマトなどの野菜とフルーツのデセール。
トマトの中に角切りのいろいろが詰まっています。
野菜のデセールに満足したことがない私たちもおいしくいただきました。
じょりーのデセール3皿目。 スぺシャリテの林檎のタルト。
…と思ったら、tonyにも!
tonyはこのタルトを注文していたのですが、自動的にキャンセルされてしまって…。
残念がっていたのを察してくださったのでしょうか、こんなに嬉しいサービスが。
さすが三つ星。 こちらのマダムはかなりのやり手です。
いただいたワインはこちら。
Saint-Romain Blanc “Sous le Château” 2007
この頃 Saint-Romain がブームの私たち。
三つ星で飲んだらどうなのか、と試してみたのですがやっぱりおいしかったです。
帰り道はアンヴァリッドをお散歩。
とっても充実した休日になりました。
おまけ。 この頃メトロの駅で気になる広告。
茄子でできたシマウマ。 かわいい。。
毎年恒例のシャンゼリゼのパレードをテレビで観てから
家を出ると、偶然その舞台裏に出くわしました。
ヘリコプターや戦車が並び、その一帯は通行止めに。
初めてこんなに近くで戦車を見ました。
そして私たちはどこへ行ったかというと、もちろん花より団子、
パリ7区の三つ星レストラン、 Arpège でのランチです。
前日になんとなく電話してみたら予約が取れてしまったもので。。。
tonyは2度目、じょりーは3度目の訪問です。
(最初に行った時の記事はこちらから)
3年ぶりの Arpège はよりエレガントに、洗練された空間になっていました。
お昼のコースならそこまで高くないから、とじょりー。
到着してメニューを開くと…祝日のためそのコースがなかったという誤算が。(笑)
仕方がないのでtonyはア・ラ・カルト。
じょりーはいろいろ食べたい、とコース(menu “cuisine choisie”)をお願いすることに。
まずは恒例のタマゴから。
実は前回来たときもこれをいただきました。
そのときはフランスで初めて行った三つ星レストランだったので
若干の緊張もあり、あまり味わえなかったけれど今回は改めておいしさを実感。
クリーミーな卵にメープルシロップ、シェリービネガーがアクセントになった、ホッとする味。
じょりーのコース、1皿目。
見た目が華やかな野菜のお皿。
“玉ねぎがありえない方向に切られているけど、それがおいしい”と
感激している様子のじょりー。
お皿の数がtonyの3倍あるじょりー。
“マダムにサプライズ、お待ちの間にガスパチョをどうぞ”と持ってきてくださいました。
トマトのガスパチョ、セロリとマスタードのクリーム。
じょりーの2皿目。 オニオングラタン。
tonyは最初の1皿目に野菜のお料理、 cueillette éphèmère を選びました。
でも2種類あるそうでどちらにしようか迷っていると、
“では、どっちも少しずつご用意しましょうか?”と提案してくださり、
こちらがその1つ目。
ぷちぷちのグリーンピースにリュバーブの酸味が効いた、とっても好みのお皿でした。
じょりーの3皿目。 オマールとカブの一皿。
ここで私たち二人にサプライズ。 コンソメに浮いた4種類のラヴィオリ。
1つ1つは本当に小さなものなのですが、それぞれに個性があって
あ、これはフヌイユだっ!などと素直に4回驚いてしまった私たち。
いかがでしたか、と聞かれてまるで中華料理のようでした、と言ったら笑っていました。
tonyの cueillette éphèmère の2皿目。 インゲンと林檎の組み合わせ。
最初のお皿のほうがインパクトが大きかったけれど、こちらもおいしかったです。
じょりーの4皿目。
このレストランのスぺシャリテ、アルルカン。
こちらがtonyのメイン。 ヒラメかアンコウか選べたのですが前者を選択。
緑茶のソースか白ワインのソースか、の選択で緑茶に。
でも日本人が“緑茶”と聞いて思い浮かべるような香りはなく、ほぼ彩りのみ。
添えられているエシャロットがおいしかったです。
じょりーの5皿目。
そしてじょりーのメイン。
それからじょりーのフロマージュ。
tonyもフロマージュを食べたいかとマダムに聞かれたのですが
“ごめんなさい、お腹いっぱいで…”と答えると、
ちょっとしてから
“では、頼まれていたデセールもキャンセルしておきましたから”との返答。
デセール食べたくてフロマージュを辞退したのに…ちょっと残念なtony。
“旦那さんからちょっとずつ貰えばいいわ”とマダム。
次に届いたのがこちら。
ヨーグルトの上に刻んだハーブが。
この時点で本当にお腹いっぱいだったのに、
これを食べたらなぜかスッキリしてしまってびっくり。
ミニャルディーズ。 3年前よりもパワーアップ。
スぺシャリテのデセール、林檎のタルトが小さくなって乗っていました。
じょりーのデセール1皿目。 ミルフィーユ。
大きい状態で客席に置いてあり、サービスの方が切って持ってきてくださいます。
作りこまれたキレイな形、というよりは
自然に(たぶん重しをしていない状態で)焼かれたパイで作られているので
まるで流木のオブジェのような、野生的な形のミルフィーユ。
2度と同じ形のものはできない気がします。(笑)
このクリームが軽くて、本当においしかった。
じょりーのデセール2皿目。 トマトなどの野菜とフルーツのデセール。
トマトの中に角切りのいろいろが詰まっています。
野菜のデセールに満足したことがない私たちもおいしくいただきました。
じょりーのデセール3皿目。 スぺシャリテの林檎のタルト。
…と思ったら、tonyにも!
tonyはこのタルトを注文していたのですが、自動的にキャンセルされてしまって…。
残念がっていたのを察してくださったのでしょうか、こんなに嬉しいサービスが。
さすが三つ星。 こちらのマダムはかなりのやり手です。
いただいたワインはこちら。
Saint-Romain Blanc “Sous le Château” 2007
この頃 Saint-Romain がブームの私たち。
三つ星で飲んだらどうなのか、と試してみたのですがやっぱりおいしかったです。
帰り道はアンヴァリッドをお散歩。
とっても充実した休日になりました。
おまけ。 この頃メトロの駅で気になる広告。
茄子でできたシマウマ。 かわいい。。
by tony_etoile
| 2011-07-14 23:57
| 三ツ星レストラン