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American Hospital of Paris アメリカン・ホスピタル・オブ・パリ

今日は仕事中に左手を負傷してしまいました。。。

ファーマシー(薬局)で応急処置をしてもらえると聞いて
休憩中に行ってみました。
でも薬剤師さんが “これは病院に行ったほうがよいですよ!” と言うので
パリに来て初めての病院に行くことに。。。
(ちなみにファーマシーは無料で処置してくれました☆)

日本を出るときに加入した海外旅行保険か、職場で入っている健康保険か
どちらを使うか迷った末に前者を選択。
パリの凱旋門よりさらに西、Neuillyのアメリカン・ホスピタルに行きました。

メトロ1号線の Porte Maillot から82番のバスに乗り、終点まで約45分。
途中、乗っていたバスと乗用車が接触したので次のバスに乗り換えたり
渋滞に巻き込まれたりしていたら思ったよりも時間がかかりました…。

ちなみに82番のバスはモンパルナスから出ていますので
お時間のある方はここからバスに乗ったほうが分かりやすくてよいかも。。。

事前に電話して聞いたところによると、切り傷は救急の入り口から。
病院には日本人スタッフがいらっしゃって
医療の専門用語など分からないtonyは安心できる!、と思ったのですが
申し込み用紙を書くところまでしか一緒にいてくださらなかったので
あとは自分で話すしかありませんでした。

まずは名前、生年月日の確認、血圧・体温の測定から。
腕には名前と生年月日入りのバンドを巻いてもらいました。
American Hospital of Paris アメリカン・ホスピタル・オブ・パリ_a0066869_7141673.jpg

個室に通され待つこと30分。 
やっと外科の先生が現れました。
処置が終わり、飲み薬の処方箋をもらって
“ここで注射の先生を待つように” と言われたので
待ちましたが40分経っても誰も来ません。 (待っている間に撮ったのが上の写真)

仕方なく個室を抜け出し受付のカウンターへ向かい
あとどれだけ待てばよいのか聞くと、すぐに手配してくれました。
“なんだ~忘れられていただけだったのね…”
言った者勝ちのフランス、もっと早く催促するべきだったと後悔。
18時前に病院に着いて、終わったのはなんと20時半。
仕事に戻ったのは21時半。 疲れた午後でした。
(料金は保険会社が払ってくれるのでお金要らず)

旅行保険手帳の受け入れ先病院リストにあったこの病院は
フランスの一般的な健康保険がききません。
最先端の治療を受けたいお金持ちが集まるので、
中はまるでホテルのようにきれいでした。

問題の怪我は特に痛みもなく、
こんな軽い症状で救急にお世話になってよいのかと思うほどでしたのでご心配なく。。。
あともう1回だけ通院して終わりの予定です。 お騒がせしました。





フランスでは破傷風の予防接種が義務付けられています。(10年に1度)
聞くところによると日本よりも菌が多いのだとか。。。
私たちのように包丁を持つ仕事の人はしておいたほうがよいようです。
フランス行きを考えていらっしゃる料理人、パティシエ、そしてお花屋さんの方は
出発前にお医者さんに相談してみてください。

tonyはそのことをパリに来てから知ったので、やっていなかったのですが
今日相談したところ、注射をしてもらうことに。
さらに1ヵ月後とその半年後に注射すれば、その先10年は大丈夫なのだそうです。
その頃にはtonyはもう日本。 お世話になっていたお医者さんに相談したいと思います。
by tony_etoile | 2010-04-03 00:55 | フランス生活

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