Fête de la musique
2012年 06月 22日
お昼は突然の雷雨に見舞われた今日のパリ。
毎年、夏至の日は fête de la musique という音楽の祭典が各地で行われます。
フランスで暮らし始めた2009年に一度だけ参加。
その後は仕事があったり、日本へ帰っていたり、
なかなか楽しむこともできなかったので今年こそは!ということで。。。
引っ越しに向け、お家で慌ただしく箱詰めをしていましたが、
夕方からはちょっと休憩。 バスティーユ広場へ。
…が興味の湧くような音楽に出会えず。。。
メトロに乗りパレ・ロワイヤルの脇へ。
Oya Kephale というコーラスとオーケストラのグループが演奏していました。
オーケストラはあまり上手とは言えませんでしたが、
コーラスの方々が表情豊かで生き生きとしていてお茶目。
とっても魅力的で飽きませんでした。
その後、パレ・ロワイヤルをお散歩。
バラの季節ですね。
噴水の周りには個性的にペイントされたアップライトピアノがたくさん。
お嬢さんがべったり張り付いているお母さん、
この状態でちゃんと途切れずに曲を弾いていてびっくり。(笑)
みなさん思い思いに奏でていました。
日本人街で軽く食事をし、メインイベントへ!
なんとルーヴル美術館のピラミッドの下で22時から
無料のクラシックコンサートがあるのです。 演奏するのはパリ管弦楽団。
10分前に着くと会場はすでに人でいっぱい。
音がこのピラミッドにどう響くのかワクワクしながら待ちます。
硬い石の床に腰を下ろすのはかなり辛く、苦行のようでした。。。
曲と曲の合間に立ちあがる人が多数。(笑)
でも、それを含めて楽しむことができました。
まずはRavel « Alborada del gracioso » extrait de « Miroirs » から。
層の厚い、柔らかい音が包み込み…
Alborada del gracioso 音楽はこちら。 ご参考までに。
次にこの曲。 Joaquin Rodrigo « Concerto d'Aranjuez »
ギターのパートはハープでした。
Manuel de Falla Deuxième suite, extraite du « Tricorne »
« Danse rituelle du feu » extraite de « L'Amour sorcier » と続きます。
通常は拍手をしないところで、盛大な拍手が起こるので、
ツウの方々からは “シッ!” という声が上がり、
何度かその繰り返しで最後には会場が笑いに包まれました。(笑)
当初55分間の予定だったコンサートは盛り上がり、
そこからさらに20分間の演奏。(笑)
23時を過ぎて空がだんだん暗くなって行くのをピラミッド越しに眺めつつ
音楽にどっぷり浸って、忘れられない幸せな時間になりました。
じょりーも何か感じるものがあったらしく、
バイオリンを弾けるようになりたかったとか、
もし自分が指揮者だったら…とか帰り道に夢中で話していました。
フランスに来るまではクラシックには興味がなかったはずなのに…。(笑)
人って変わるものです。。。
毎年、夏至の日は fête de la musique という音楽の祭典が各地で行われます。
フランスで暮らし始めた2009年に一度だけ参加。
その後は仕事があったり、日本へ帰っていたり、
なかなか楽しむこともできなかったので今年こそは!ということで。。。
引っ越しに向け、お家で慌ただしく箱詰めをしていましたが、
夕方からはちょっと休憩。 バスティーユ広場へ。
…が興味の湧くような音楽に出会えず。。。
メトロに乗りパレ・ロワイヤルの脇へ。
Oya Kephale というコーラスとオーケストラのグループが演奏していました。
オーケストラはあまり上手とは言えませんでしたが、
コーラスの方々が表情豊かで生き生きとしていてお茶目。
とっても魅力的で飽きませんでした。
その後、パレ・ロワイヤルをお散歩。
バラの季節ですね。
噴水の周りには個性的にペイントされたアップライトピアノがたくさん。
お嬢さんがべったり張り付いているお母さん、
この状態でちゃんと途切れずに曲を弾いていてびっくり。(笑)
みなさん思い思いに奏でていました。
日本人街で軽く食事をし、メインイベントへ!
なんとルーヴル美術館のピラミッドの下で22時から
無料のクラシックコンサートがあるのです。 演奏するのはパリ管弦楽団。
10分前に着くと会場はすでに人でいっぱい。
音がこのピラミッドにどう響くのかワクワクしながら待ちます。
硬い石の床に腰を下ろすのはかなり辛く、苦行のようでした。。。
曲と曲の合間に立ちあがる人が多数。(笑)
でも、それを含めて楽しむことができました。
まずはRavel « Alborada del gracioso » extrait de « Miroirs » から。
層の厚い、柔らかい音が包み込み…
Alborada del gracioso 音楽はこちら。 ご参考までに。
次にこの曲。 Joaquin Rodrigo « Concerto d'Aranjuez »
ギターのパートはハープでした。
Manuel de Falla Deuxième suite, extraite du « Tricorne »
« Danse rituelle du feu » extraite de « L'Amour sorcier » と続きます。
通常は拍手をしないところで、盛大な拍手が起こるので、
ツウの方々からは “シッ!” という声が上がり、
何度かその繰り返しで最後には会場が笑いに包まれました。(笑)
当初55分間の予定だったコンサートは盛り上がり、
そこからさらに20分間の演奏。(笑)
23時を過ぎて空がだんだん暗くなって行くのをピラミッド越しに眺めつつ
音楽にどっぷり浸って、忘れられない幸せな時間になりました。
じょりーも何か感じるものがあったらしく、
バイオリンを弾けるようになりたかったとか、
もし自分が指揮者だったら…とか帰り道に夢中で話していました。
フランスに来るまではクラシックには興味がなかったはずなのに…。(笑)
人って変わるものです。。。
by tony_etoile
| 2012-06-22 01:55
| フランス生活