たまにはレストラン
2012年 05月 25日
レストランの最寄駅からは徒歩1分でありながら、窓の外には緑が多く配置され、
インテリアは自然を感じるアースカラーな空間で落ち着きます。
セルヴィエットの形が独創的。(笑)
ちょっと遠い場所(奈良)だったので夜に行くのもどうかと思い、
お昼に夜のメニューを用意していただくことに。
まずは1皿目。 グラスのカヴァと。
海老の香りの乾いたエビ、ハーブクリームと半生のエビ
海老の旨みがぎっしり。
パンは自家製で玉葱を練り込んだもの。
こだわりのオリーブオイル、自家製バター、燻したお塩が一緒に届きました。
おかわりはバゲット。 そちらはパン屋さんのものだそうです。
両方とも同じくらいにこだわりが感じられるパンで、おいしかったです♪
2皿目。 春大根 エスパラゴス ハーブと玉葱の涙 バスクの山並み
シャキシャキのアスパラ。 春大根は和風の旨みが効いていました。
3皿目。 たった5秒の海
まるでお茶漬けのようなどこか懐かしい味。(笑)
4皿目。 生のホタテ コールラビと海 2つの真珠
酢のもののような…?
5皿目。 温かなフォアグラ 玉葱の涙と八朔
シンプルですが印象的でした。
食べ方次第で味のバランスが変わって来ます。
6皿目はお魚。 阿寒湖のマスのポコ・エチャとウイキョウ 根菜のヴルーテ リンゴのピュレ
7皿目。 クロロフィルのアロスと海 春のルコラと厚岸の牡蠣
このお料理まではナチュラルな淡い味つけだったのですが
これは強い味わいのもの同士がぶつかり合っている印象でした。
8皿目はメイン。 炭の香りの四国・赤牛 ニンニクと胡麻油のアイオリ 葛城のらっきょ
届いた瞬間から炭の香りが漂います。
らっきょのアクセントが効いていて好きでした。
9皿目。 スペインのチーズ オリーブのマリネ
勉強不足で聞いたことのないチーズの名前ばかりで “?” でした。(笑)
でも真ん中の山羊と牛のチーズとオリーブの相性が最高でした。
10皿目。 ミモザ オレンジクリームとカカオ 朽ちてゆくものと新しい花
これは彩り、味、共に女性に好まれると思います。 おいしかったです。
11皿目。 “メロンソーダ”
懐かしい容器がのっています。(笑)
容器のなかはこんな感じ。
爽やかなメロンソーダでした。
最後にお茶。
いろいろな種類の飲み物から選ぶことができて満足感が。
シェフはとても気さくな方で、いろいろとお話させていただき勉強になりました。
この日のワインはグラスでカヴァをいただいた後に
Rully 1er Cru Domaine Leflaive 2008。
エチケットをはがすため、瓶をいただいて帰ってきました。
やはり Leflaive のワインはおいしいですね♪
スペイン料理、といっても
海の食材や野菜を豊富に使っているので全体的に軽く、和の要素もあり、
土地柄なのか西洋料理を食べ慣れない方でも気軽に楽しめる内容だと感じました。
オシャレな空間でおいしいものをいただきながら
ちょっとよい時間を過ごしたい方にオススメ。
このレストランの建物がステキ。
大正時代に建てられた、元変電所なのだそうです。 レンガ造り。