そして小豆島へ
2012年 02月 12日
風が強く波が高い日でした。
ホテルに着いたときはこんなに晴れていたのに、このあと突然の吹雪に。
幸いすぐに止みましたが祖父母の家まで行くとき体に雪が積もりました。
小豆島といえばオリーブ。
育て始めたころは小さな木が点々とあっただけなのに
訪れるたびに大きくなっています。
ギリシャ風車は姉妹都市、ギリシャ・ミロス島との友好の証。
オリーブの葉を混ぜ込んだソフトクリーム。 オリーブ園で。
抹茶のような感じ。
じょりーも実が入っているのよりおいしい、と喜んでいました。
夕暮れのエンジェルロード。
昔はおじいさんおばあさんが潮干狩りにバケツを持って行くところだったそう。
いつの間にやらこんなにオシャレなものに変わってしまって。。。
小さなころから祖父母を訪ねて何度も島を訪れているtonyですが
エンジェルロードに行ったのはこれが初めて。
夕焼け、きれいでした。
先週の旅の報告はこれでやっと終わりです。 長かった~。(笑)
みなさま、お付き合いありがとうございました。
ホテルでレンタカーを借りました。
父は“島の外で借りてフェリーで持って行ったほうが安く借りられる”と言っていましたが
結局、往復のフェリー代とガソリン代、それに滞在日数分の料金がかかります。
ホテルのレンタカーは多少割高に感じますがガソリン代込で
免許証だけで使い時だけ気軽に借りられてよかったです。
祖父のデイサービスの日だったので
手が空いた父も一緒に中山の千枚田へドライブ。
中山は、島で長く暮らしている祖父母も最近まで知らなかったほどの山奥にあります。
千枚田は日本の棚田百選にも選ばれているそう。
残念ながら今は段があるだけの寂しい場所。
しかし6月7月になれば緑色の美しい風景が広がりそうです。
中山農村歌舞伎の舞台は、国の重要有形民俗文化財。
お昼ごはんは近くのこまめ食堂で。
父とじょりーはおにぎり定食。
ホテルで朝食を食べ過ぎてしまいお腹の空かないtonyは、おかずつきのおにぎり。
周囲の棚田で採れた非売品のお米を使い、栄養バランスや彩りも良く、
ほんのり温かい握りたてのおにぎり、作った方の愛情が感じられて
とってもおいしかったです。
隙間風が寒いけれどイチゴがかわいらしい店内。 窓の外には棚田。
湯たんぽと膝かけを貸してもらえました。
中山から車でさらに上って行き、
道路が舗装されなくなってもずっと進んで行くと
農林水産省“ため池百選”の1つ、蛙子池に出ます。
寒さのため、凍っていました。
池から下ると銚子渓おさるの国があります。
猿団子。 みんなで集まって温め合っていました。
島で唯一の酒蔵、森國酒造にも行ってみました。
築70年の佃煮工場を改装したという店内。
光の使い方がオシャレな空間。 なんと枡がライトに。
吟醸生貯蔵酒、森。 ほのかにパイナップルのようなフルーティーな香り。
小豆島産のじゃこの佃煮がのった島ピザ。
塩がきいているので数人で分け、おつまみとしていただくのがオススメ。
ここでも手作りのぬくもりと愛情を感じるものをいただくことができて大変満足しました。
祖父と祖母に会うことができて、
特に祖父の突然の“お墓参りに行きたい”という希望を
じょりーにも手伝ってもらいすぐに叶えてあげられたことは、
少しはおじいちゃん孝行できたのかな、と嬉しく思いました。
私たちが両脇をかかえ、階段を一段一段踏みしめるようにして上りお墓に着いたとき、
祖父は涙をぬぐっていました。。。